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YASUHIRO OTSUKA

『魂画』それは今を生きるボクの軌跡

“病”との出会いが、「魂画」との出会い。

それまで健康に過ごしていた身体が突然病が襲われる。
14年前の26歳、突然倒れ右耳の聴力を喪失。更にその6年後、原因不明の全身の痺れ。24時間ひくことのない全身の痺れ、痛みから生死の境を彷徨う。

痛みと不安に覆われた真っ暗闇の日々、ボクはまるで逃げるように、無意識のうちにペンを取り、紙に何かを吐き出すかのように絵を描いた。

それは、ボクにとっての癒しであり、希望の光を見つけた瞬間だった。

それまで絵を描いたことも、考えたこともなかった。
描いているうちに、「ボクにしか見えない世界」から、魂のようなものが絵の中に流れ込んでくる感覚があることに気付く。
まるで“描いている”のではなく、“描かされている”ような感覚だった。

『魂画』と名付けたのはこの感覚を伝えたかったからである。

「魂画」とは、生きるということそのもの

身体の痺れ、痛みは今もなお続く。
でも、「魂画」を描くことがボクにとっての「呼吸」であり、「生きている実感」。

「生命の尊さ」や「生き方の多様さ」に気付かされたのは、「魂画」を通して想いを表現してい始めたからでもある。

それぞれに違っていていい。
速くなくていい。
今を、自分らしく彩っていけばいい。

その姿こそが、「魂画」の中に宿っていくとボクは信じて描き続ける。

ボクの「魂画」には、心の奥にひそむ祈りや想い、その時々の感情や変化が注がれる。

だからこそ、ひとつひとつの作品が

“今を生きるボクの軌跡”。

「魂画」を通し、あなたの内側にある「何か」と響き合う瞬間が訪れる。

それがボクにとって、「魂画」にとって、
何よりも嬉しい瞬間となる。

この機会をいただけたことに、
心より感謝申し上げます。

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オーダーメイド作品のご依頼を受け付けています。ご自宅の壁面や襖、暖簾などの空間を彩るアートから、キャンバス作品まで、用途や空間に応じた表現を大切にしています。